Acer AXC603のメモリ増設
パソコンが一時起動不能になるという故障の兆しが表れたので、急きょAcer AXC603-A12Dを購入しました。
事前調査で「メモリ増設には注意が必要」という情報をつかんでいたので、
最終的には同一メモリでの4+4=8GBにする予定で、まずはBuffalo D3N16000-L4Gを1枚購入しましたが、本日増設してみた結果を。
結論からいうと上記レビューのとおり、4GB増設時には、
- 出荷時に刺さっている2GBメモリは取り外す必要あり
だったのですが、その理由と思われるものがそこはかとなくわかったので記載しておきます。
出荷時2GBメモリ + 増設4GBメモリの構成だとBIOSではきれいに6GB認識しているのですが、Win8.1の起動画面が表示されるタイミングでビープ音が鳴りっぱなしとなり停止してしまいます。
その構成のまま、BIOS設定で"Quiet Boot"をDisabledにして起動してみると、
Dual Channel (Interleaved mode)
の表示を確認できます。本来Interleaved modeは同一容量のメモリの場合に有効になる機能ですから、この表示は変です。
なお、参考までに正常に起動する1枚刺しの場合の同表示は以下です。
Single Channel (asymmetric mode)
この結果と「増設4GB x 2」や「出荷時2GB + 増設2GB」では正常に動作しているという報告と合わせて考察すると、このマシンについては
- メモリ増設は同一容量のものを2枚セットで使うこと
が前提になっているのでしょうね。